祈念・感謝・創生
〜普段から支えあい、助けあう社会を





「白いリボン運動」とは
 阪神淡路大震災10周年を期に2005年1月より始めた、地域再生やコミュニティの担い手であるNPO/NGO等を支援するために、毎年1〜2月を「白いリボン運動月間」と定め、募金をして「白いリボン」を着用することで、新しい市民社会セクターの息吹を社会的に示していくことを通して、民間による民間のための寄附文化構築に向けて持続的な市民公益活動を支える仕組みづくりを目指しています。

2006年度「白いリボン運動」の取組について
 2006年度の「白いリボン運動」は、この2年間の成果と課題を踏まえてこれまでのような募金活動と助成事業は行わず、広い視野にたって民間による民間のための寄附文化構築に向けてなすべきことを見つめ直すことにいたしました。見つめ直すにあたって、「白いリボン運動」のコンセプトと活動趣旨、これまでの活動の経緯、及びこれからに向けての提案を下記のとおりまとめてみました。
 なお、今年度も啓発活動として「白いリボン運動月間」中のポスター掲示や"白いリボン"の着用などへのご協力をお願いしています。趣旨にご賛同いただける方は是非ともご参加下さい。(下記参照)

■基本コンセプト
 @祈念・感謝・創生〜普段から支えあい、助けあう社会を!〜
 A日常の人のつながりと自治の営みの大切さ
 B新しい市民社会のプレゼンス・理解・参画の向上
 C民間による民間のための新しい寄附文化の構築
 D持続的に民間公益活動を支える社会的基盤づくり

■活動趣旨
 
 阪神・淡路大震災からの復興過程で、私たちは人と人とが自発的に普段から助けあい・支えあって生きていくことの大切さを知りました。地球的な規模でも身近な地域社会の中でも、今も昔も変わらず、市場の論理でも政治の力でも解決できない社会的課題が存在しています。そのような課題の解決に自発的に取り組み、新しい市民社会を実現していくNPONGO・ボランティアの活動が震災後たくさん登場してきました。しかしながら、このような民間の公益的活動主体の社会的基盤はまだまだ脆弱です。

「白いリボン運動」は、これらの活動主体の社会的なプレゼンスを向上させ、活動の意義への理解を深め、より多くの参画を促し、持続的な活動基盤形成のための仕組みづくりを、民間による民間のための新しい寄附文化の構築を中心に据えて、被災地から全国に向けて発信することを目指しています。

"白いリボン"には、阪神・淡路大震災で生き残った者が「死をいたみ悲しむ」という感情を胸に留めつつ傷を負った人と街の恢復を祈念し、同時に、震災の際全国から駆けつけたボランティアに対するのみならず日常的な人々の助けあいの営みに感謝し、苦難を克服し新しい人のつながりと社会の創生をめざしていこう、という想いが込められています。

私たちは、日本に住む人々に寄付文化がないなどという月並みなことばを信じません。きちんとした制度的な条件があれば、多くの方々からの広範な寄付に支えられて、新しい市民社会が大きく育っていくことができると考えています。私たちは"白いリボン"というシンボルの下に、多くの知恵と協力が結集することで、未来に向けて新しい市民社会が確立されることを目指して、この運動を提起します。

■これまでのあゆみ

 阪神・淡路大震災の被災地では、震災の翌年から、追悼・感謝・再生の願いを込めた"白いリボン"の着用が、関西学院大学から始まり広まっていきました。これは、市民の意思表示の方法として、"白いリボン"を胸につけてお互いの気持ちを確認しようというものでした。被災地のみならず、多くの方々の協力を得て、毎年数十万本の"白いリボン"が配付されてきましたが、震災の記憶が風化していくなかで、単なる意思表示では運動が形骸化するのではないかという危惧の声を受けて、2002年には運動の意義を再検討する為に、一旦中止されることになりました。
(第
1次白いリボン運動)


 その後、震災10周年を期に、地域再生やコミュニティの担い手であるNPO/NGOやボランティア団体を支援する民間大衆募金運動として、再開することになりました。これは、毎年1〜2月を「白いリボン運動月間」と定め、募金活動を通して"白いリボン"の着用を広めることで、新しい市民社会セクターの息吹を社会的に示していくことを目的としました。また、集められた募金は、毎年度ごとに重点テーマを定めながら、幅広い領域のNPO法人を中心とした市民活動団体等に、実行委員会から独立した助成委員会による審査を経て、助成することにいたしました。合わせて、"白いリボン"のデザインを現在の形に一新し、その制作の一部を地域の障がい者小規模作業所にお願いすることにいたしました。また、すべての資金の流れは、公認会計士による外部レヴューを行い、寄付者の信頼に確実に応える公開性と第三者チェックを徹底することにしました。
 その結果、2005年より2回の募金活動を通じて400近い団体・個人に参加して頂き、全国37都道府県まで取組みが広がり、総額で約880万円のご寄附を頂きました。また、その配分につきましても、通算で56団体に対して総額560万円の助成金を交付いたしました。(第2次白いリボン運動)


■未来に向けての提案

 20071月、これまでの成果と課題を踏まえて、市民社会のプレゼンスを高め、理解を深め、社会参加を促進していき、真に安心して委ねられ、かつ想いを叶えられる日本の寄付文化構築を目指して、この運動を見つめ直すことにいたしました。以下は、未来に向けての私たちからの提案です。

 @新しい市民社会のプレゼンスの向上・理解の深化・参画の促進

 NPONGO・ボランティアに携る人たちが一致してプレゼンス向上のために行動を起こす。
 NPONGO・ボランティアへの理解向上のための機会提供を協働して発信する。
 ・社会的課題解決と自己実現達成の為に、行動・資金・知恵の社会への提供を通じて市民活動への参画を促す。

 A"寄付"意識の変革
 社会的課題解決の為の民間公益活動への継続的な支援の大切さを訴求する。
   「一瞬の善意よりも持続可能な社会参加を!」

 ・「寄付者指向」を徹底する。〜説明責任、情報公開、寄付者の意志尊重
 ・青少年を中心とした「フィランソロピー教育」を推進する。
 ・民間による民間のための新しい寄附文化の構築に向けての政策研究・提言を行う。

 B寄付の通路開拓〜身近で安心して委ねられ、想いを叶えられる新しい寄付の通路づくり
 ・新しい提案型協働募金システムの開発(行政、企業、団体等、NPO相互)
   (EX 自販機活用協働募金システム、アニバーサリー寄附、ハッピーリタイア寄附・・・)
 ・「コミュニティ・ファンド」の育成と連携
 ・職域募金の形成
 ・ネット募金の普及
 NPO/NGO、ボランティア団体等への直接寄附の促進

■ご参加していただく方法

 ・運動期間中、白いリボンを身につける。(リボンorバッジ)
 ・運動期間中、専用ポスターを掲示する。専用リーフレットを配布する。
 ・運動期間中に開催するイベントなどのチラシにロゴやキャッチフレーズを挿入する。
 ・運動期間中、当ホームページとのリンクを貼り付ける。

"白いリボン"(リボンorバッジ)や専用ポスター・リーフレットなどのお取り寄せやご参加へのお問い合わせは、下記連絡先までにお願いします。
※「白いリボン運動」期間は、毎年1〜2月です。


2005年度事業報告
 第2回「白いリボン運動」の事業報告を掲載します。2005年度の募金活動や助成事業の結果を報告しています。
 ご支援・ご協力いただきました皆様方に厚く御礼申し上げます。

   2005年度事業報告(概要版)

 なお、助成の結果、どのような社会的な成果を産み出したかは、後日掲載する予定です。また、より詳細な報告書は事務局にて閲覧できるようにしています。
 活動趣旨に賛同いただける方に向けて、引き続き口座振込やネット募金による寄付は受け付けています。
 ご質問やお問い合わせは、下記連絡先までにお願いします。

  〒651-0095 兵庫県神戸市中央区旭通1-1-1-203 (特活)しみん基金KOBE内
    TEL: 078-230-9774 FAX:078-230-9786
 


白いリボン運動全国実行委員会

岡本仁宏(委員長) 関西学院大学法学部教授
 石井布紀子 (有)コラボネット代表取締役
 大田詠子  関西学院ヒューマンサービスセンター学生運営委員
 国枝哲男  NPO法人コミュニティサポートセンター神戸事業本部長
 黒田裕子  NPO法人しみん基金KOBE理事長
 実吉威   NPO法人市民活動センター神戸
 田中太郎  おおさか元気ネットワーク
 中村順子  NPO法人コミュニティサポートセンター神戸理事長
 野崎隆一  NPO法人神戸まちづくり研究所事務局長
 能島裕介  NPO法人ブレーンヒューマニティー理事長
 深尾昌峰  NPO法人きょうとNPOセンター常務理事・事務局長
 松本美穂  NPO法人市民フォーラム21・NPOセンター


白いリボン運動のバナーですご自由にお使いください。(サイズ変更可です)







Mail : info@white-ribbon.net